マフグ(真河豚、学名:Takifugu porphyreus)はフグ科に属する魚の一種。別名「クロフグ」、「ナメラフグ」、「フグトン」、「メアカ」、「モンツキ」など。

分布

日本海、東シナ海に分布する。

特徴

体長は40cmほどで、トラフグやシマフグよりは小型。背面は褐色で、臀鰭が黄色を帯びる。胸鰭後方と背鰭の基部に大きな黒い紋がある。背鰭は12-17軟条、臀鰭は11-15軟条。

甲殻類や軟体動物を食べる。

肝臓や卵巣(いずれも猛毒)をはじめ、皮膚や腸(いずれも強毒)、血液にも強毒を持つ。筋肉と精巣は無毒。

食用

筋肉が食用となる。トラフグよりも旨み成分が多い為、近年人気が高まっている。また、北海道の初山別村ではマフグ漁が盛んで、マフグ料理が村の名物として親しまれている。

稀にムキフグに加工された小さなものが店頭に並ぶこともある。

養殖は行われていない。

出典


マフグ(2006.11.17) WEB魚図鑑

マフグ(2015.08.20) WEB魚図鑑

マフグ (2005.09.28) WEB魚図鑑

マフグ(2014.05.09) WEB魚図鑑

マフグ(2014.06.26) WEB魚図鑑