ロベルト・フィルポ(Roberto Firpo, 1884年5月13日 - 1969年4月14日)はタンゴの作曲家、指揮者、演奏者(ピアニスト)として活躍したアルゼンチンの音楽家。

人物

古典タンゴの巨匠と称される。タンゴ楽団にピアノを定着させた人の一人として知られている。

1916年にモンテビデオの ラ・ヒラルダ La Giralda というカフェで、ヘラルド・エルマン・マトス・ロドリゲス作曲の『ラ・クンパルシータ』を、フィリポの独創的編曲で初演して、この曲が世界に広く知らしめるきっかけとなる。

1935年にバンドネオン奏者ファン・カンバレリらとロベルト・フィルポ4重奏団を結成し、数多くの録音演奏を残す。

代表曲は『夜明け』である。この曲は、世界中のタンゴ楽団で広く演奏されている。

主要作品

  • 夜明け El Amanecer
  • マレハーダ Marejada
  • ボヘミアンの魂 Alma de bohemio
  • エル・ラピド(急行列車) El rápido
  • オメロ Homero

外部リンク

  • Todotango - Roberto Firpo

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