モズベッロ(欧字名:Mozu Bello、2016年4月7日 - )は、日本の競走馬。2020年の日経新春杯の勝ち馬である。
馬名の意味は、冠名+イタリア語でハンサムの意味を持つ「ベッロ」。
戦績
- 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ
2017年のセレクションセールに上場され、(株)キャピタル・システムに1150万円(税別)で落札される。
3歳(2019年)
2019年1月20日、中京競馬場での3歳新馬戦でデビューし、4着。2戦目で勝ち上がるが、皐月賞トライアル若葉ステークス、初重賞出走の京都新聞杯を5着、9着としたあとリステッド競走の白百合ステークスで2着。夏に入り1勝クラスを走り、2戦目で勝って2勝目を挙げる。セントライト記念に格上挑戦で出走して17着に終わるが、続く2勝クラスの高雄特別を勝って3勝目、3勝クラスに上がって12月中山競馬場のグレイトフルステークスは4着となった。
4歳(2020年)
2020年初戦の日経新春杯は格上挑戦ながら2番人気で出走し、レースではレッドレオンを2馬身半差下して重賞初勝利を挙げた。続く日経賞でもミッキースワローの2着とするも天皇賞(春)はフィエールマンの7着。宝塚記念はクロノジェネシスの3着と盛り返したが、秋競馬に備えて栗東トレーニングセンターに帰厩時、馬運車から降車の際に暴れて左後肢に深手の外傷を負い、休養を余儀なくされる。年末の有馬記念で復帰もクロノジェネシスの15着に終わった。
5歳(2021年)
5歳初戦のアメリカジョッキークラブカップと、続く京都記念はともに3着以内に入ることはできなかったが、大阪杯では三冠馬コントレイルなどの強豪を退け、レイパパレの2着に入った。大阪杯ののち、凱旋門賞およびアイリッシュチャンピオンステークスに出走登録を行った。前年3着に入った宝塚記念は後方から競馬をしたが展開が向かず8着に敗れた。3か月半ぶりとなった京都大賞典は勝ち馬から2.2秒差の13着と惨敗。この後は秋古馬三冠レースを皆勤したが、全て着外に終わった。
6歳(2022年)
年明け直後の1月13日、キャピタル・システムの関係者のTwitterにより屈腱炎を発症したことが発表され、長期休養を余儀なくされることとなった。
7歳(2023年)
屈腱炎明け、1年2か月ぶりの実戦となった中山記念は10着に敗れた。続く大阪杯は12着、新潟大賞典では4着、宝塚記念の前哨戦となる鳴尾記念では6着となった。宝塚記念では14着に敗れた。宝塚記念のレース後に屈腱炎を発症したため、関係者によるTwitter投稿で現役引退が発表された。引退後は兵庫県南あわじ市のヒイラギステーブルで乗馬(新規従業員用の訓練用乗馬)となる。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
血統表
- 母ハーランズルビーは米GIアルシバイアディーズステークス2着馬。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ




