レヴァンテライオン(欧字名:Levante Lion、2014年3月23日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2016年の函館2歳ステークス(GIII)。

経歴

デビュー前

2014年3月23日、アメリカ合衆国にて誕生。日本に輸入され、栗東トレーニングセンターの矢作芳人厩舎に預けられる。

競走馬時代

2016年6月26日、函館競馬場の新馬戦(芝1200メートル)に三浦皇成が騎乗しデビュー。単勝2.4倍の1番人気に推されて出走。スタート直後にハナに立ったが、直後に3番手に控えた。最後の直線では4番手から外側に繰り出し追い上げ、先に行く2番人気のエスケークラウンをクビ差退けて勝利。デビュー勝ちを果たした。三浦は「(先に抜け出されたが)あれで差し切るんだから強い内容」と振り返り、優馬は「絶望的とも言えそうな差を引っくり返した」とし、「5点」(1600万下勝利相当)という評価を下した。

7月24日、函館2歳ステークス(GIII)に出走、陣営は距離を延長する計画もあったが、同じ1200メートルに参戦。レヴァンテライオンと同じ距離、競馬場で行われた新馬戦を勝利したモンドキャンノが1.8倍の1番人気。続く7.2倍の2番人気に支持された。

良いスタートを切り、3、4番手に位置。最後の直線にて早めに先頭に立つと、そこから左ステッキが入れられた。内から迫るモンドキャンノを半馬身退けてそのまま入線した。1分9秒2で走破し、2歳レコードタイムを0秒1更新。後に東京優駿(日本ダービー)を制覇するレイデオロに代表される2014年生産の競走馬として、最初の重賞ウィナーとなった。レース3日前、管理する矢作芳人が前立腺がんの手術が行っており、入院し療養中での勝利であった。騎乗した三浦は、決勝線に左腕でガッツポーズしながら通過。レース直前に病床の矢作から「頼むぞ」と伝えられ、三浦は「先生のためにも負けられなかった」という。

以降、京王杯2歳ステークス(GII)や朝日杯フューチュリティステークス(GI)に内田博幸が騎乗して参戦するものの、二桁着順であった。3歳となっても芝・ダートの重賞に参戦するものの二桁着順に沈むレースが続き、年内最後のレースでは返し馬でアンドレア・アッゼニを振り落とし放馬、アッゼニが短期免許を切り上げ帰国する遠因を招いた。

古馬となると1000万円以下(後に2勝クラスと改称)に降級するが、相変わらず下位での入線が続いた。2019年3月1日付で新規開業した美浦トレーニングセンターの加藤士津八調教師の下に転厩。9月、2勝クラスで15着敗退となったのを最後に平地競走への見切りをつけて障害競走に転身。6歳となった2020年1月12日に初めて中山競馬場の障害未勝利に出走した。2戦目までは石神深一が騎乗していたが、3戦目以降は平沢健治とコンビを結成。障害競走5戦目となる福島競馬場の未勝利戦で通算3勝目、障害初勝利を果たした。

続いて同じ福島の障害オープン競走に出走したが、前進気勢を欠いて障害手前で競走中止。その後、平地への再転向が行われ2勝クラスに再び出走したものの敗退した。その出走を最後に、11月4日付でJRAの競走馬登録を抹消、兵庫県競馬組合(西脇馬事公苑)の長南和宏厩舎へ移籍した。地方競馬では兵庫競馬で4戦、続いて高知競馬に移籍して2戦したが、いずれも着外に終わった。さらに佐賀競馬に移籍するが、出走予定だった2021年3月27日の沈丁花賞への出走を取り消し、同日付で競走馬登録を抹消した。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comの情報に基づく。

血統表


脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ

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